【解決】ガジア クラシック エボ プロ(Gaggia Classic Evo Pro)が「ガタガタ」と異音!水が出ない故障と修理体験談

コーヒー

愛用のエスプレッソマシン「ガジア クラシック エボ プロ (Gaggia Classic Evo Pro)」で、日々美味しいエスプレッソやカプチーノを楽しんでいる方も多いでしょう。私もその一人です。しかし先日、この愛機で肝を冷やすトラブルに見舞われました。

症状は「電源を入れ、抽出ボタンを押すと、尋常ではない『ガタガタ』という激しい異音がし、水が一切出てこない」というもの。

購入したばかりで故障か?と真っ青になりましたが、結果として非常に単純な原因で自己解決できました。同じ症状で困っている方の参考になればと、その経緯と対処法を詳しくレポートします。


トラブル発生!「ガタガタ」という激しい異音と「水が出ない」症状

その日は、数日間マシンを使っていなかったため、久しぶりにカプチーノを飲もうと思い立ちました。マシンの清掃も兼ねて、水タンク(水入れトレー)を本体から完全に取り出し、きれいに洗ってから新鮮な水を補充しました。(ガジアクラシックは上から注ぐ方法と、タンクを完全に取り出す方法がありますよね)

そして、いつも通りコンセントを繋ぎ、電源ボタンをオン。マシンが温まるのを待ち、いつものルーティンである「水回路のエア抜き(湯通し)」のためにコーヒー抽出ボタンを押しました。

その瞬間です。

ガタガタガタガタ!!

マシン全体が激しく振動し、今までに聞いたことのない、プラスチックと金属がぶつかり合うような、けたたましい異音が発生しました。そして、最も重要なことに、抽出グループヘッドから水(お湯)が一滴も出てきません。

慌ててボタンをオフ。スチームノブを開いてみても、蒸気も湯も出てくる気配がありません。これは本格的に「故障」したのではないかと、冷や汗が出ました。


故障の切り分けと、無駄に終わった対処法

まず考えたのは「カルキ詰まり」。しかし、購入して間もないマシンで、しかも浄水を使っているため、その可能性は低いと考えました。

次によくあるトラブルとして「エア噛み」を疑いました。長期間使わなかったり、水タンクが空になると、ポンプが空気を吸い込んでしまい、水を吸い上げられなくなる現象です。

インターネットで「ガジアクラシック エア噛み 対処法」などと検索し、いくつかの方法を試しました。

  • スチームノブを開けたまま抽出ボタンを押す(一般的なエア抜き)
  • 水タンク内の給水ホースにスポイトを繋ぎ、強制的に水をポンプ側に押し込む(呼び水)

しかし、何度試しても症状は一向に改善しません。スポイトで水を押し込んでも、水はポンプに入っていく気配がなく、あの「ガタガタ」音が鳴り響くだけでした。


内部を開けて発覚した、まさかの原因

「これはもう修理に出すしかないのか…」と諦めかけましたが、このままではやりきれません。保証が効かなくなるリスクを承知の上で、自己責任で天板のネジを外し、内部構造を覗いてみることにしました。(※内部の開封はメーカー保証対象外となる可能性があるため、推奨はしません)

内部が見える状態で、音の発生源を特定するため、再度恐る恐る抽出ボタンを押してみました。

音源は明らかでした。銀色の「振動ポンプ」そのものが、激しく振動し、音を立てています。

「やっぱりポンプの故障か…」と思ったその時、ある異変に気づきました。

「あれ…?マシン内部の底に水が垂れている…?」

内部が水浸しになるほどではありませんが、明らかに水漏れの跡があります。どこから漏れているのかとポンプ周辺をよく見てみると…。

「!!! ポンプからホースが外れている!!!」

そう、水タンクから水を吸い上げるための透明な給水ホースが、ポンプの吸水口からスポッと抜けていたのです。(笑)

これでは水が吸い上げられるはずがありません。ポンプは水を吸おうと必死に作動しますが、吸っているのは空気だけ。これが究極の「エア噛み」状態であり、水を吸えないポンプが異常振動を起こし、あの「ガタガタ」という異音を発生させていたのです。水漏れは、タンク内にあったホースの先端からこぼれた水でした。


原因の特定と「10秒」で終わった修理

なぜホースが外れたのか? 原因は明白でした。

水タンクを清掃・補充するために、本体から引き出した際、給水ホースを(無意識に)強く引っ張ってしまい、ポンプ側の根本から抜けてしまった

ガジアクラシックの水タンクには、給水用と排水(戻り)用の2本のホースが差し込まれています。タンクを引き出す際に、このホースが内部で引っかかったり、無理な力がかかると、比較的簡単にポンプ側から抜けてしまう構造のようです。

修理は驚くほど簡単でした。

抜けていた給水ホースを、ポンプの吸水口(プラスチックの突起)に、奥までしっかりと差し込む。

たったこれだけです。

天板を元に戻し、祈るような気持ちで電源を入れ、抽出ボタンをオン。

「ジー…」という、いつもの静かなポンプ音と共に、抽出グループヘッドから勢いよくお湯が出てきました! 激しい異音も振動もありません。

まさに「めでたし、めでたし。」でした。


まとめ:Gaggia Classic Evo Proで異音と水が出ない時は

もし、あなたの「ガジア クラシック エボ プロ」が、突然「ガタガタという激しい異音」を立て、「水が出ない」症状に見舞われたら、高額な修理を疑う前に、まず以下の点を確認してください。

  1. 直前に水タンクを取り外さなかったか?
  2. 天板を開け(自己責任で)、ポンプから給水ホースが抜けていないか?

特に、水タンクを清掃した直後にこの症状が出た場合は、ホース抜けの可能性が非常に高いです。

久しぶりに使おうとして故障(だと思った)に見舞われると本当に焦りますが、今回は単純な見落としでした。この記事が、同じ症状でパニックになっている「ガジア クラシック エボ プロ」ユーザーの助けになれば幸いです。

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